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ヨークタウン (USS Yorktown, CV-5) はアメリカ海軍の航空母艦。ヨークタウン級航空母艦のネームシップ。その名を持つ艦としては三隻目。1942年、ミッドウェー海戦で沈没した。愛称は「オールド・ヨーキィ」。 == 艦歴 == ヨークタウンは1934年5月21日にバージニア州ニューポート・ニューズのニューポート・ニューズ造船所で起工した。1936年4月4日にエレノア・ルーズベルトによって進水され、バージニア州ノーフォークの海軍作戦基地において1937年9月30日に初代艦長アーネスト・D・マクウォーター大佐の指揮下就役した。 艤装完了後ヨークタウンはバージニア州ハンプトン・ローズで慣熟訓練を行い、1938年1月にはバージニア岬沖で新たに配備された航空団の訓練を行った。 1938年1月8日にカリブ海へ出航し、プエルトリコのクレブラに1月13日到着した。続く一ヶ月にも及ぶ試運転の間にヴァージン諸島セント・トーマス島のシャーロット・アマリィ、ハイチのゴナイブ、キューバのグアンタナモ湾、パナマ運河地帯のクリストバルを訪れた。クリストバルのコロン湾を3月1日に出航し、ハンプトン・ローズに6日に帰港した。翌日調整のためノーフォーク海軍工廠へ移動する。 1938年の秋いっぱいを使って修理と調整が行われ、ヨークタウンは10月17日に海軍工廠からノーフォーク海軍基地へ移動し、またすぐに南方に向かい訓練が繰り返された。 ヨークタウンは東海岸を拠点としてチェサピーク湾からグアンタナモ湾までの範囲で作戦行動を行う。1939年には第2空母部隊の旗艦として最初の対抗演習「 Fleet Problem XX 」に姉妹艦エンタープライズ (''USS Enterprise, CV-6'') と共に参加した。その演習の様子は重巡洋艦ヒューストン (''USS Houston, CA-30'') に乗艦したフランクリン・ルーズベルト大統領に目撃されている。 演習が終了するとヨークタウンは4月20日にハンプトン・ローズに帰還する。一週間後にパナマ運河を通過して太平洋艦隊に合流、定期的な作戦行動に入る。1940年はカリフォルニア州サンディエゴを拠点として活動し、同年4月には演習「 Fleet Problem XXI 」に参加した。 「 Fleet Problem XXI 」での結論でハワイ水域の艦隊勢力を維持するため、ヨークタウンは翌年の春までアメリカ西海岸、ハワイ海域で活動した。しかしながらドイツ海軍のUボートによる成功は、アメリカの海軍力変更を要求することとなった。大西洋艦隊強化のため、海軍はヨークタウンを含む主要戦力を移動させることとなる。 ヨークタウンは駆逐艦ウォリントン (''USS Warrington, DD-383'') 、ソマーズ (''USS Somers, DD-381'') およびジョーエット (''USS Jouett, DD-396'') と共に1941年4月20日に真珠湾を出港、パナマ運河を5月6日、7日に通過しバミューダに12日到着する。このときからアメリカ海軍は戦争状態に突入し、ヨークタウンはニューファンドランドからバミューダへかけての範囲を4回偵察し、アメリカが中立でいる間に17,642マイルを航海した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨークタウン (CV-5)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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